日本で作られたRPGは欧米でも人気の高いものが多いが、ゲーマーの中には、自国の文化で生まれたタイトルとの違いを強く意識している人も多いようだ。そんななか、米国のゲームニュースブログ“Destructoid”で記事を執筆するJim Sterling氏は、彼なりに“日本製RPGの鉄則10か条”をまとめて発表した。概要は以下のとおりで、なかなか手厳しい内容となっている。
〈日本製RPGの鉄則10か条〉
その1 メインキャラには苦悩のオーラを発散させろ
その2 銃器を用いる世界でもパーティのメンバー全員に剣を持たせろ
その3 パーティメンバーには以下の中から少なくとも3種類(できれば全種)のキャラを含ませろ
A いちいち勘にサワる子供
B 女と酒にめっぽう弱い男
C 一見ぶっきらぼうだがハートは熱い老人
D 戦闘には役立たずだが回復役となる女(主人公に惚れる)
E 男勝りで意地っ張りの女(主人公に惚れる)
F 商品化しやすい動物キャラ(対象年齢によっては主人公に夢中という設定もあり)
G 心変わりした元悪人(物語が進むにつれ真の友情を学ぶ。ファンの人気上位は間違いなし)
その4 ギャンブルを模したミニゲームを入れろ
その5 ゲームの途中でパーティ編成を強制しろ(プレイヤーがレベル上げしなかったキャラが編成されても一向に構わない)
その6 主要な悪役は以下のいずれかのタイプにせよ(例外は許されない)
A いきなり寝返る親友/同胞
B 古代に封印された悪の権化
C 別人をラスボスと思わせて土壇場で唐突に現れるキャラ
D 同性愛者
その7 NPCには徹底して間抜けな会話をさせろ
その8 NPCの家には鍵をかけず、屋内を自由に回れるようにせよ
その9 町を一歩出たとたんにモンスターに襲われる世界で、どうやって世界経済が成り立つのかなどと疑問に思わないこと
その10 最後のダンジョンは難易度を高くし、プレイヤーの指が磨り減るほどレベル上げをさせろ
このうち、“鉄則その8”などは日本でもよく指摘されるもので、決して目新しくはないが、全体的に、米国人から見た日本のRPGの傾向として興味深く読めるところも多いようだ。同記事のコメント欄にも「当たってる」「ファンとしては耳が痛い」「これって“あの”ゲームのこと?」などの声が数多く寄せられている。
(中島理彦)
http://www.gpara.com/kaigainews/eanda/2008030402/index.php
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